伐採地の伐根調査を行いました
先日、2016年に皆伐が行われた国頭村宇良の伐採地の調査を行いました。
この伐採地は第3次命の森やんばる訴訟において対象となっている場所です。
沖縄県内外から、植物の専門家などに駆けつけていただき、伐採された切り株を1本1本測定し、樹種についても調査しました。
幹の太さが直径50cmを超える木はいくつもあり、1メートルを超える木もありました。
森林伐採がなされたこの場所は、沢が流れ、それを覆うようにしてイタジイやオキナワウラジロガシの大木・古木が生い茂り、そこに固有種・希少種を含む動植物が生息する場所、すなわちやんばるの豊かな生態系が維持された場所でした。
この調査結果を今後の訴訟に活かしていきます。
伐採地の沢筋の森の中を数メートル入った場所です。伐採された場所も伐採前はこのように深い緑に覆われていたはずです。
0コメント