第3次命の森やんばる訴訟 第11回口頭弁論期日のお知らせ
やんばるの森を守りたいと願う市民の方々と提訴した「第3次命の森やんばる訴訟」が今月で満2年を迎えます。
12月17日(火)10:00に那覇地方裁判所で、第11回口頭弁論期日が開かれます。
12月17日の裁判では、この伐採された場所は、県が主張するような森林が育たない耕作放棄地ではなく、もともとは樹齢50年以上もの木々が生い茂る自然豊かな森だったのであり、このような伐採をする事業に公益性はなく、公金を支出するのは違法だということを主張し、調査報告書と動画を証拠として提出して裁判官に訴えます。
調査報告書は、2018年3月に、専門家と市民のみなさんとで伐採地の伐採された樹木や伐採地に隣接した森林の樹木について、太さの測定と樹種の特定の調査をまとめた報告書です。
証拠の動画は、航空写真や隣接する森の中に設置した自動撮影カメラの希少動物の映像等を編集したものです。
次回の裁判では、証拠で提出した動画が法廷で上映される予定となっています(法廷で上映されなかった場合は控室で行う訴訟後の報告でご覧になれます)。ぜひ傍聴に駆けつけてください。
証拠の動画でも使用した、伐採地に隣接した森の中に設置した自動撮影カメラで撮影したヤンバルクイナの交尾の動画を紹介します。この映像は伐採地からわずか30メートルしか離れていない場所で撮影されています。
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