第3次命の森やんばる訴訟提訴のご報告


 2017年12月15日、やんばるDONぐり~ずのメンバーも原告となって、那覇地方裁判所に、沖縄県を相手とする住民訴訟(違法公金支出金返還等請求事件)を起こしました。

 これは、2017年11月2日に提出した住民監査請求が沖縄県監査委員会に11月20日付で却下されたため提訴したものです。却下決定では、今回対象となっている伐採地は国立公園の範囲外であることなどをあげて、対象の伐採及び公金の支出は問題はないとしています。

 写真は、今回の訴訟の対象となっている伐採地と、その周辺の写真です。周辺の様子から伐採された森が、本来であれば保護されなければならない緑豊かな森だったことが分かると思います。裁判では、このような森林伐採にわたしたちの税金を使ってはならない、税金を使っての伐採をしてはならないことなどを求めていきます。

 やんばるのいきもや自然を守るためには、このような天然林の伐採を止める必要があります。

 「やんばるの生き物を守りたい」「緑豊かなやんばるの森を未来に残したい」

 このような同じ思いを持っている人はたくさんいると思います。

 訴訟は長期的なものとなります。どうか、ご支援など、よろしくお願いします!